われわれの若い仲間

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女性若手技術者紹介

当社の若手女性技術者を紹介します。

1)タンク洗浄技術者

タンク開放検査工事に伴うタンク洗浄工事は当社の主要業務ですがタンクの内部は原油などの危険物であり慎重な安全操作が求められます。
洗浄操作は専用の装置や機器を駆使しておこない、従来は男性の職場とみなされて女性社員は皆無でしたが現在は2名の若手女性技術者が活躍しています。

二人とも入社後3年以上が経過し、技術を習得し経験を積んで洗浄工事の第一線で活躍しています。
実際に現場で指揮を執ることもありますがオフィスで洗浄工事計画の立案、顧客との折衝、技術報告書の作成など幅広い活動に携わっています。

原油タンク上にて

2)CADオペレーター

3次元CAD (Computer Aided Design) を用いてタンク洗浄工事や配管洗浄工事などの図面を作成しています。

図面の種類はタンク廻りの仮設配管図が主ですが、機器組立図、部品図など工事内容や顧客の要望などにより様々なものがあります。図面作成に必要な技術・工事情報を上司および現場監督から指示を受けて図面に反映させます。そのために指示者との密接な「報連相」が欠かせません。

とはいえ、机上だけでは理解が不十分になりがちで、実際に現場に足を運び、目で見て確かめることもあります。より現物に近い、関係者全員に見やすくかつ現場での作業が容易になる図面を作成することに心がけています。

海外業務に参加して 事業本部計画グループ 中村 亮

『海外業務』、難しく感じるこの言葉も経験すれば案外そうでもないことに気づかされます。これは体験した人にしか知り得ないとても貴重な経験と財産です。 私はこの会社に就いて海外業務として2つの国で従事しました。

『アラブ首長国連邦 アブダビ』
主要都市としてドバイが有名なこの国は中東ではありますが世間一般の人が感じるほど危険な場所ではなく、むしろのんびりとした雰囲気が街に漂っています。 実際の現場は本土とは離れ、ヘリコプターでしか辿り着けない島で従事します。
一緒に作業したインド人やパキスタン人の仲間は日本人に比べると随分と陽気な性格で、毎日冗談を言いあったり、出身国の思い出話等を拙い英語でコミュニケーションを取って仲を深めました。今でもSNSで彼らの元気な姿をみるとこちらまで嬉しくなります。
業務内容の話をするとそんなに面白い話も出てこないので割愛します。ただタンクの上から見る景色や満天の星空、あれほどの綺麗な月は世界中のどこでもなかなか見られないと思います。
島内の食事では日本食が提供され、ステーキやラーメン、寿司に加えデザートもあり日本よりも充実した健康的な生活が出来ました。

『台湾 雲林県』
台湾での業務はCOW(弊社の洗浄技術工法)を現地の業者へ指導するというものでした。
仕事内容を理解してもらうだけなら簡単ですが機器のオペレーション管理やCOWのノウハウといった現場で経験しないからには知り得ない事項を伝えることが言葉の壁もあり大変でした。だからこそ海外業務においてもっとも重要なのは主張力だと感じました。
文化の違いも当然あります。「日本ではこうだ」と言っても受け入れられないことのほうが多いです。だからこそ慣れていないことを避けるのではなく、受け入れて、自分だったらどうするかを考える。それを実行に移す力こそが求められる力の一つだと思います。
言葉が満足に通じなくても自分の意見や気持ちを諦めずに相手に伝えていく中でコミュニケーションを深め、それが仕事に活きる海外業務はプライベート旅行では体験出来ない経験を得ることが出来ると思います。食事は言わずもがな、全て美味しかったです。

どちらの現地も違った文化で発展しており、それを身近に感じることで視野や考え方を広げることが出来るチャンスがあるということは非常に恵まれた環境の中で働くことが出来ると思います。
もし海外業務に就く機会があれば是非とも参加して頂きたいものです。
言葉では伝えきれない経験が必ず未来の自分に活きるものと確信しています。

海外業務を通して感じたのは関わってきた仲間はみんな真面目でありながらも積極的で明るく、笑顔が多かったことです。それが海外業務を遂行するのに重要なことだと思います。
弊社に興味を持ち、この文面を見ている方に伝えたいのは彼らのように前向きに物事に取り組めるそんな人であって欲しいという願いぐらいです。
弊社の魅力は社員同士の繋がりの良さです。技術に長けたベテランの方々と若く頼もしい先輩、国内外問わずサポートしてくれる機材センターの皆さんが私のような未熟な一社員にとっては大変心強く感じています。
我々はあなたとともに社員一丸となって一緒に働ける日を心待ちにしています。

アブダビにて現地従業員たちと:本人は後列左から3人目